タマシイって・・・
「百歳になったカラダに囚われて
タマシイはうずうずしている
そろそろカラダを脱いでしまいたいのだ
古くなった外套みたいに」
こんなフレーズで始まり、新しい世界へ抜け出していこうとするタマシイと、置いてけぼりにされそうで怒っているカラダとの対話が続きます。
「その生きたい自分は誰なのか
カラダなのかタマシイなのか
生まれる前のことを思い出したい
ヒトの形になる前のこと」
一部だけの転載ですが・・・かろみ、があるのに、深いですね、ハッとさせられます。
タマシイは、カラダ、という五感の感受器官がなければ、この世で喜びも苦しみも体験することはできない。
命、は、タマシイがカラダの中にあるときに、その総称として使う言葉。ならば、タマシイは、なんなのか。言葉があるのに、概念としてはつかみがたい、でも、なんとなく知っている、感覚としてわかっている。不思議な言葉です。谷川さんは、「自分の気持ちを探っていった果てにぶつかる言葉」と述べておられるそうですが・・・皆様、いかに?
